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テナジー05

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商品コード: 05800
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回転をかける性能に優れた『テナジー』
「スプリング スポンジ」と「ハイテンション技術」が生む独特の打球感を有すラバー。多くの選手による試打と機械測定から「回転性能が高い」と評価された“開発コードNo.05”のツブ形状を採用し、強烈な回転をかけることができます。ハイテンション ラバーと高粘着ラバーが融合したかのように、回転主体のプレーに非常に高い性能を発揮します。

商品名 テナジー05
価格 オープン価格
発売日 2008年4月21日
品番 05800
タイプ ハイテンション裏ラバー
テクノロジー ハイテンション、スプリング スポンジ
スピード 13
スピン 11.5
スポンジ硬度 36
シートカラー レッド(006)、ブラック(278)
スポンジ厚 トクアツ、アツ、中
原産国 日本

※本製品をラケットに貼る際は『フリー・チャック2』または『フリー・チャック2-L』と『クリップスポンジ』をご使用ください
※本製品は大変デリケートにできており、表面は大変傷つきやすくなっております。ラバーを保護するため、ご使用後は必ず保護用のフィルムで表面をガードしてください
※使用中に肌などに異常を感じた場合は、ただちに使用を中止してください
※製品を加工すると、性能や品質を損なう恐れがあります

テナジーが 世界のトップラバーたる3つの理由

スプリング スポンジ独特のつかむ感覚
「スプリング スポンジ」の最大の特徴は、これまでのラバーとは別次元のボールを“つかむ”感覚だ。大きな気泡を内包したスポンジが、バネ(スプリング)のように縮んでボールをはじき出す。回転やスピードを思うがままに支配し、コントロールする感覚を与えてくれる驚異のスポンジだ。

一線を画す「エネルギー内蔵技術」
バタフライ独自の製法でつくられるハイテンション ラバーは、ゴムの分子にテンションを与えることでエネルギーロスを抑え、スピード性能や回転性能、コントロール性能を大きく向上させ、世界のトップ選手が求める高性能を実現した。同時に品質にもこだわり抜いた、他と一線を画す「エネルギー内蔵技術」が人気の秘密だ。

選び抜かれた4つのツブ形状
『テナジー』を大きく特徴づけるテクノロジーの1つがツブ形状だ。技術の枠を集め、100種類以上に及ぶツブ形状の金型を作製し、膨大な時間を費やしてそれら1つひとつを評価した結果、テナジー シリーズは誕生した。突き詰められ、選び抜かれた本物の性能がそこにはある。

11年という年月をかけ開発された『テナジー』は、世界の卓球を変えるラバーとなった。


回転性能が高い粒形状

100種類以上あるツブ形状から選ばれた“開発コードNo.05”。多くの選手による試打と機械測定において「回転性能が高い」と評価された。


回転性能が最も高い「05」

最も『テナジー』らしい『テナジー』を最初に発売する

回転系の「05」と「25」、スピード系の「64」という3つの粒形状。その中で、『テナジー05』が『テナジー』シリーズの先頭を切って発売されたのはなぜだろうか。最高にグルーイングした『ブライス』の性能を、ノングルーで超えるという目標を考えれば、『ブライス』に近いタイプの『テナジー64』の方がふさわしいし、ユーザーの拒否反応も少ないはずだ。しかし、新しい評価システムによって注目された回転性能が最も高いラバー、最も『テナジー』らしい『テナジー』を最初に発売しようという考えがバタフライにはあった。また、前年の07年に発売され、スピード性能に特化した『ブライス スピード』とは違うタイプのラバーを出す方が、製品展開としても多くのユーザーを引き付ける。一方で、従来の粒形状に近く、試打評価も安定していた『テナジー64』は、「切り札として取っておきたい」というのも正直な思いだった。ただし、トップ選手たちからは「補助剤が使えるうちは『ブライス』や『ブライス スピード』に補助剤を塗って使いたい」という声が多く聞かれた。
十人十色の選手の感覚ほど当てにならないものはない。しかし、選手が良いと思わないものは決して売れない。「最終的には、岩崎さん(元全日本チャンピオン)に打っていただきました」。『テナジー05』の発売へと研究開発チームの背中を押した、秘められた試打テストの存在を西田は語る。

世界でも指折りのフォアのパワードライブを誇った岩崎清信。『テナジー』の性能の高さをすぐに見抜いた

現在、株式会社タマス総務チームでマネジャーを務める岩崎清信。「アジアの大砲」の異名を取り、平成8年度全日本チャンピオンとなった稀代のパワーヒッターが、『テナジー05』に太鼓判を押したのだ。「岩崎さんが後陣で、膝くらいまで打球点を落として、グッとフォアハンドドライブで回転をかける。そのボールがネットを越えて、相手コートのフォア前に入るかどうか。そうやって2回か3回、岩崎さんに打っていただいた際に、『これは良いラバーですよ』とおっしゃっていただいた。それは『テナジー05』だからこそ入るボールでした。ラバーのグリップ力があり、しっかり回転がかからないと入らない。前でドライブをポンポン打っているだけでは、ラバーの性能は証明しにくいのです」(西田)西田が岩崎に頼んで実施した試打テストは、機械で得られたデータを実際の人間の打球として再現してみせたのだ。後陣での打球点を落としたパワードライブ。ラバーの性能差がはっきり現れる、最も厳しい状況で、『テナジー05』の実力はあらためて証明された


今後は選手の方が良いと評価する要素を科学的に解明していきたい

発売当初の売れ行きこそ鈍かったものの、2008年9月にスピードグルーが禁止になったことを境として、記録的な大ヒットを飛ばす『テナジー』。
それまでのハイテンション ラバーと一線を画しているのは、プレースタイルの枠を超え、幅広い戦型の選手に受け入れられたことだ。裏ソフトラバーとしての圧倒的な総合力。それに大きく貢献したのが、新しい評価システムであることは言うまでもない。しかし、カット主戦型にまで支持を広げたことは、研究開発チームにとっても想定外だったという。当時、研究開発チームのマネジャーだった久保真道(現・マーケティングチーム)はこう語る。「カットを切って得点を狙うプレースタイルのカット主戦型が減ったことが、理由として挙げられると思います。最近はカット主戦型にも攻撃力が求められる傾向があり、弾まないラバーを使うカット主戦型は非常に少なくなりました。私は、カット主戦型にはボールを薄く捉えられてツッツキがすごく切れる『テナジー25』が合うと感じていたのですが、朱世赫(韓国)をはじめ、回転の影響を受けにくい『テナジー64』(現在は『テナジー05』を使用)を選ぶカット主戦型が多かったですね」


当初は『テナジー64』、現在は『テナジー05』を使用する朱世赫(韓国)。フォアの攻撃も強烈な、世界最強のカットマンだ

2013年にはシリーズ4作目となる『テナジー80』を発売。すでにスプリング スポンジと粒形状の相性、発揮される性能の全体像は把握できており、『テナジー05』と『テナジー64』の中間性能というユーザーのニーズに応える製品開発ができた。粒形状として、粒の直径は3枚とも共通の1.7ミリだが、粒の高さや間隔に細かい調整を加えた。新しい評価システムは、実際の選手の打球感覚に近づくことができた。しかし、ハイスピードカメラで撮影したものを物理的に解析するのと、打球時の打球音に対する聴覚、手に伝わる振動、打球したボールの軌道などに対する視覚の3つから総合的に判断する選手の感覚はやはり違う。「例えば打球音が鼓膜から神経回路を通じて脳に行く生理的な影響があり、その情報を脳がどう整理するかという心理的な影響もあります。まさに選手によって千差万別なんです」(西田)。株式会社タマスの第5代社長に就任した大澤卓子は、「今後は選手の方が良いと評価する要素を、科学的に解明していきたい」と語る。「評価システムの進化というのは、大きなテーマです。そこには時間や労力、人員も割いてきましたし、相当な投資をしてきました」。14年のプラスチックボール導入に際して、あらためて『テナジー』の機械測定を繰り返した。導き出された結果は、セルロイドボール時代と変わらぬ『テナジー』の優位性を証明していた。

同時に、品質管理にも力を入れている。現在のスプリング スポンジは、ほぼ狙った硬度にスポンジを焼き分ける高い技術力があり、ルールで定められた「最大4ミリ」というラバーの厚さも厳守されている。「トップシートに製品の個体差はほとんどありませんが、ミクロレベルで見れば、ほんのわずかな厚みの差があります。それを検査した上でスポンジにセットし、わずかでも厚いトップシートは、わずかに薄いスポンジと合わせています。0コンマの世界まで修正をかけていく。その点は、相当シビアにやっています。スポンジの厚みの履歴も残っていますし、最終的なラバーの厚みもしっかり測定しています。すべては性能のバラツキをできるかぎり抑え、確実にルールに合致したラバーを作るためです」(大澤)『テナジー05』の発売から8年が経過した今、バタフライでは次世代ラバーの研究開発も進められている。石橋をたたいて渡るように、慎重に歩みながら、時に従来の方法にとらわれず、大胆に突き進む。そして、バタフライは次なる「常識」の壁に挑戦していく。


量産試作はゼロからレシピを作るようなものですよ

「計り知れないです。何万枚ではきかない、それこそ何十万枚の世界ですね」バタフライ研究開発チームのマネジャーとして、『テナジー』の生みの親の一人となった久保真道(現・マーケティングチーム)は語る。それは『テナジー』の量産試作を繰り返す中で、廃棄されていったラバーの枚数だ。
2000年頃に出来上がっていた『テナジー』のプロトタイプ(試作品)。『テナジー』を1枚作ることはできたが、1枚ずつ作っていたのではコストがかかる。新製品として発売するためには、大量かつ均一な品質のラバーを製造するためのノウハウが必要になる。そのノウハウを確立するのが、量産試作と言われる段階だ。「97年ごろから新しいスポンジの開発をスタートして、数年かけて1枚だけ作ることはできた。でも、そこからが長かったですね」久保と同じく『テナジー』の開発メンバーだった山崎斉は言う。プロトタイプ第1号の誕生から、08年4月の発売までおよそ8年。『ブライス』の場合も、91年にプロトタイプができてから97年に発売されるまで6年近くを要したが、『テナジー』はさらに長い年月が必要だった。「スポンジはトップシートに比べて、かなり生産コストがかかります。なるべく大きく、厚く焼いたものをスライスして、一度に大量に作りたい。でも、そうすると品質にバラつきが出やすくなり、性能がプロトタイプと同じにならないんです」(山崎)1枚のプロトタイプができたから、材料の分量を50倍にすれば同じものが50枚できるのか。事はそう単純には運ばない。現在の『テナジー』は性能の面ではプロトタイプに近いものだが、スポンジの配合や製造条件は全く違う。「ゼロからレシピを作るようなものですよ。でも、そこで効いてくるのがプロトタイプを作るために費やした歳月なんです。『こうすれば、こういう結果になる』という試行錯誤の蓄積があるから、量産試作のプロセスも、ある程度は短縮することができます」(山崎)

『テナジー』の量産試作に奮闘し、現在も製品の品質安定に情熱を捧ぐ土屋祐一

現在、研究開発チームのマネジャーを務める土屋祐一も、『テナジー』の量産化のノウハウを築く「量産試作」に奮闘した一人だ。
なぜ、スポンジを大量に作ろうとすると、品質が変わってしまうのか。「大量に作ろうとすると、ゴムを練る時、発泡剤などの薬品が均一に混ざりにくくなります。スポンジを焼く段階でも、大きく、厚く焼くほど熱が伝わりにくいので、内側が軟らかく、外側が硬くなりやすいんです」と土屋は言う。「焼く温度や時間、かける圧力などを変えて均一なスポンジを作れたとしても、その時々の温度や季節によってもバラつきが出ます。それを少しずつなくしていくことも必要です」(土屋)。スポンジは、外側のいわゆる「皮」の部分はかなり硬いが、その内側はほぼ均一な軟らかさになる。しかし、焼くスポンジのサイズが大きくなると、中心部分と外側に近い部分の品質に違いが出てくる。硬度にして5度くらいのバラつきが出ることもあり、量産といえども大きく作り過ぎるわけにはいかない。「量産」と「品質の安定」。この相反する命題に取り組み、最良の製造方法を確立することが、土屋らに課せられた使命だった。


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この商品のレビュー ★★★★★ (19)

  • 2024/01/26 匿名 さん ★★★★★

    ディグニクスにも負けないラバー

    ディグニクスの下のラバーという人がいますが、そうじゃないと思います。確かにトップ選手など力のある人が使えばすごくいんでしょうが、私のような力がない人にとってはこの硬さがちょうどいいバランス。

    回転もかけやすいし、威力もでる。

    劣化が早いのがちょっと問題ですけど、それでも使いたくなるラバーです。

  • 2021/12/01 アイヒマン さん ★★★★★

    さすがテナジー

    久々にテナジーを貼ってみたが今でもバリバリ現役の性能を発揮してくれた。やっぱりすごいね~。5年前からラバーは進化してないのか?今でもテナジーが一番って言うことは。。。

  • 2022/09/06 塩じい さん ★★★★★

    万年3位リーグ狩り

    はい。これ買っときなさい。ディグニクスなんて硬いだけで一般人には使えない!

  • 2023/10/19 はやし さん ★★★★★

    もう大学生です

    小学生の時代から何度もリピートしています。いつ使ってもいいです。たまに浮気しまうが結局これに戻ってくる

  • 2023/12/11 あずまんが さん ★★★★★

    やっぱテナジーっすわ

    ディグニクスも使ったが一般レベルの俺にはテナジーが一番良い!

    背伸びせずにテナジー使おうぜ!

  • 2020/06/25 山下 さん ★★★★★

    テナジーも安くなったものだね

    テナジーが8000円になったときは、もう一生手を出せないと思いましたが、6900円になれば変な5000円のラバーを買って失敗するより、このラバーを使い続けたほうが心も平穏に過ごせます。クソラバーを買ったときの心の痛みはすごいですから。強いて言えばテナジーもう少し長持ちしてほしいな。でも、長持ちしないのはその性能を維持するためだろうな。テナジー05のパフォーマンスは誰もが知ってる通り2020年6月現在も最強のラバーです。

  • 2020/01/15 マツモト さん ★★★★★

    6900円にフィルムつき

    今だけかもしれませんが安い!もうテナジー以外で迷う必要がなくなりました。逆に安上がりになった。

  • 2017/08/28 高橋正人 さん ★★★★★

    テナジー05ですよ、一般人には。

    ディグニクス05が硬くてあわなかったのでテナジー05に戻りました。やっぱり私にはテナジー05があいますね。友達もディグニクス05は硬いと言ってました。ディグニクス05FXみたいなのがでれば買いたいと思います。

  • 2018/06/06 二股された神 さん ★★★★★

    テナジー・05 7000円!について

    最初打った第一印象は引っかかりがすごい印象。硬く感じたけど使ってるうちに柔らかく安定感があるように感じた。慣れてくると硬さも柔らかく感じるのかな。基本、何でも安定して入ります。トップ選手がテナジーを使う理由がわかりました。ただ、値段が高いです。7000円でも高いです。

  • 2018/08/06 チョリス さん ★★★★★

    弧線!

    弧線がどのラバーより、どの粘着ラバーよりも高いので安定します。ミスったかな~って思ってもギリギリで入ります。

  • 2018/12/05 インド人 さん ★★★★★

    テナジー05

    良かった点は、しっかりラバーでグリップ。回転がギュンギュンかかります。引っかかってるって感じがすごい。だからドライブが非常に安定します。スピードも早く、台上もやりやすく感じました。

  • 2019/03/06 農民 さん ★★★★☆

    テナジー05もすばらしい

    テナジー64よりもよく回転がかかります。ただ個人的にはちょっと硬いので、テナジー80か64が使いやすいですね。

  • 2019/05/05 ももクロ大好き さん ★★★★★

    テナジーが7000円で買えました!

    先輩から回転がしっかりかかるラバーとして勧められてこれを購入させていただきました。最初はよく飛ぶって思いましたが、回転がすごいことに後で気づきました。スピードじゃなくて回転が恐ろしいくらいすごい。コントロールもしやすいので、このラバーを使うことをお勧めします。ラバーのことが詳しくないのでテナジーを知りませんでした。先輩は「まじか」って感じでした。それくらい有名なラバーなんですね。

  • 2012/08/16 菅本 さん ★★★★★

    1

    とても跳ねていいっすよ

  • 2012/05/13 Mr. Tenergy さん ★★★★★

    4419

    迅速な発送と完璧なまでの事前計測の正確さには、大変信頼がおける事業主さんです。

    また、言うまでも無く、世界のテナジーの代表格である05は、多くの何ちゃってバージョンを足元にも及ばせず、その性能の高さは、世界最高峰のラバーの称号に値する物である。 

  • 2012/02/04 yuunet さん ★★★★★

    1

    言わずとしれた大ヒット作品のテナジー05です。

    世界トップ選手も使用しているラバーですので性能には文句のつけようがありません。

    回転量が凄まじく強烈なドライブが打てますがスマッシュが少し難しいかもしれません。

    あとラバーが重いのでママさんや力の無い方は厚さを調整した方が良いと思います。

    贅沢を言えば耐久性がもっとあればなと思いました。

  • 2010/12/21 ちゃみすけ さん ★★★★★

    1522

    台上処理やフラット打ちは少々やりづらいところはありますが、それを補って余りあるほどのドライブの回転、スピードがあります。ドライブの弧線を重要視する人にピッタリのラバーだと思います。

  • 2010/10/01 ゆーや さん ★★★★★

    1044

    早く打って見たいです。

  • 2010/03/25 ゆきんこ さん ★★★★★

    302

    テナジーシリーズは とても使いやすく 25や64は すでに使っておりましたが 今回05を試してみようと購入しました。使いやすさは25とあまり変わらない気がしますが ドライブの回転力がすぐれている感じがします。

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