ビスカリア ― アリレートカーボン搭載ラケットの原型
オリジナルにこだわり、発売当初からのデザインを可能な限り再現して復刻され続けているロングセラーモデルです。攻守のバランスに優れ、ドライブでもブロックでも安定した性能を発揮します。テナジー系やハイブリッド系など、幅広いラバーとの相性の良さも定評があります。
「まずは名作を体験してみたい」「バランスの取れた1本が欲しい」という中~上級者に、今なお第一候補として選ばれ続けているラケットです。
最終更新日: 2026年8月
「ビスカリア」は、ティモ・ボル選手のシグネチャーラケットとして誕生し、数あるアリレートカーボン搭載ラケットの原型と位置づけられるロングセラーモデルです。発売から長い年月が経った今もなお、世界中のトップ選手から愛用され続けています。2022年3月には、その進化版である「ビスカリア SUPER ALC」も登場しました。このページでは、この2つのモデルを徹底比較し、それぞれどんな人におすすめか、結局どちらを買うべきかまで詳しく解説します。
打球感や扱いやすさを重視するなら「ビスカリア」、ビスカリアらしい打球感を維持しながら、より高い反発力を求めるなら「ビスカリア SUPER ALC」がおすすめです。どちらもアリレート系カーボンを採用した攻撃型ラケットですが、SUPER ALCはより高い反発特性を持つため、同じ感覚でより高い威力を求める選手に向いています。
| 項目 | ビスカリア | ビスカリア SUPER ALC |
|---|---|---|
| コンセプト | バランス型 | 高反発型 |
| 素材 | アリレートカーボン | スーパー アリレート カーボン |
| 弾み | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 打球感 | しなやか | しなやか+高反発 |
| 操作性 | ◎ | ○ |
| 威力 | ○ | ◎ |
| 扱いやすさ | ◎ | ○ |
| 向いている人 | 幅広い層 | 中~上級者・威力重視 |
※上表の★・◎・○評価はメーカー公式数値ではなく、当サイト独自の編集部評価です。メーカー公表のスペック値は下の比較表をご確認ください。
| 商品名 | 反発特性 | 振動特性 | ブレード厚 | 平均重量 | 合板構成 | 価格(税込) | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ビスカリア | 11.8 | 10.3 | 5.8mm | 87g | 木材5枚 + アリレートカーボン2枚 | 15,800円 | アリレートカーボン搭載ラケットの原型 | 商品詳細 |
| ビスカリア SUPER ALC | 12.1 | 10.1 | 5.7mm | 89g | 木材5枚 + スーパーアリレートカーボン2枚 | 21,175円 | スーパーアリレートカーボン搭載第1号モデル | 商品詳細 |
※反発特性・振動特性・合板構成はバタフライ公式発表のスペック値(FL/ST)です。ブレードサイズ・グリップサイズの正確な数値は当ページでは未掲載のため、詳しくは商品詳細ページまたはメーカー公式情報をご確認ください。
メーカー公表の反発特性値では、SUPER ALCがビスカリアより0.3ポイント高く、振動特性値は0.2ポイント低め、平均重量は2g重くなっています(反発特性値の差がそのまま体感速度の差に比例するわけではない点にご注意ください)。
特にALC系ラケットは、どの距離帯・どんなプレースタイルで使うかを踏まえると違いが分かりやすくなります。
| 距離帯 | ビスカリア | SUPER ALC |
|---|---|---|
| 前陣 | 安定性を活かしたブロック・カウンター | 速い打球でのスピード重視のラリー |
| 中陣 | バランスの良いオールラウンドなプレー | 威力を活かした強打 |
| 後陣 | ともに対応可能。安定感を優先するならビスカリア、威力を優先するならSUPER ALCが候補になります。 | |
| プレースタイル | 相性が良いとされる傾向 |
|---|---|
| フォアドライブ主体 | SUPER ALCとの相性(威力を活かしやすい) |
| バックドライブ主体 | ビスカリアとの相性(安定感を活かしやすい) |
※これは一般的な傾向としての目安であり、実際の使用感には個人差があります。フォア・バックどちらでも、ご自身のプレースタイルに合わせてお試しいただくのが一番です。
横軸は反発特性(弾みの強さ)、縦軸は振動特性(打球時の手ごたえ)を表しています。
ビスカリアを他のALC系・SUPER ALC系ラケットと詳しく比較したい方は、ALC搭載ラケット横断比較・SUPER ALC搭載ラケット横断比較のページもあわせてご覧ください。同じALC系のシグネチャーラケットとしてインナーフォース特集・樊振東ラケット特集もございます。
ビスカリアと比較したい方はこちら → アウターフォース ALCとビスカリアの違い(初~中級者向けのステップアップモデルとの比較です)
ビスカリアとSUPER ALCの性格の違いは、採用しているカーボン素材の違いに由来します。
ビスカリアは、高強度で柔軟性のある「アリレート カーボン」を早期に本格採用したラケットの一つとして誕生しました。攻守のバランスに優れたその性能は、発売から長い年月が経った今もなお世界中のトップ選手が愛用しており、「数あるアリレートカーボン搭載ラケットの原型」と位置づけられることの多いモデルです。
2022年3月、この名作をベースに開発されたのが「ビスカリア SUPER ALC」です。アリレートカーボンのしなやかさを維持しながら、より高い弾みを実現した新素材「スーパー アリレート カーボン」を初めて搭載したモデルとして登場しました。合板構成などの基本設計はビスカリアを踏襲しつつ、振動特性(打球感)をほぼ変えずに反発特性(弾み)だけを高めることに成功しています。
※発売時期はメーカー公式情報を参照しています。
オリジナルにこだわり、発売当初からのデザインを可能な限り再現して復刻され続けているロングセラーモデルです。攻守のバランスに優れ、ドライブでもブロックでも安定した性能を発揮します。テナジー系やハイブリッド系など、幅広いラバーとの相性の良さも定評があります。
「まずは名作を体験してみたい」「バランスの取れた1本が欲しい」という中~上級者に、今なお第一候補として選ばれ続けているラケットです。
2022年3月発売。新素材「スーパー アリレート カーボン」を初めて搭載したモデルです。振動特性(打球感)はビスカリアからほぼ変えずに、反発特性(弾み)だけを高めることに成功しており、「ビスカリアの打球感が好きだけど、もう少し威力が欲しい」という選手にぴったりの1本です。
トップ選手の使用を想定して開発されましたが、中級者から上級者まで幅広い選手にふさわしい性能を持っています。現在ビスカリアやティモボルALCなどを使用していて、さらなる打球スピードを求めたい選手に特におすすめです。
「ビスカリアにどのラバーを貼ればいいか」まで検討している方向けに、組み合わせ例をご紹介します。以下は組み合わせ例であり、特定の組み合わせを断定的におすすめするものではありません。
| フォア | バック | 特徴 |
|---|---|---|
| テナジー05 | テナジー05 | 回転重視 |
| ディグニクス05 | ディグニクス05 | 高威力 |
| テナジー05 | テナジー64 | 回転+スピード |
| ディグニクス05 | ロゼナ | フォア威力+バック安定 |
| テナジー05 | ロゼナ | 扱いやすさ重視 |
テナジー05・ディグニクス05・ディグニクス09C・グレイザー・ロゼナ など。
ビスカリアに合わせるラバーについては、テナジーシリーズ比較・ディグニクスシリーズ比較・ロゼナ特集・グレイザー特集も参考にしてください。
| 比較項目 | SUPER ALCとの差 |
|---|---|
| 価格差 | +5,375円 |
| 反発特性差 | +0.3ポイント(メーカー公表値) |
| 振動特性差 | -0.2ポイント(メーカー公表値・手ごたえは穏やか寄り) |
| 重量差 | +2g |
SUPER ALCはビスカリアより5,375円高くなっています(当店価格・変動する場合があります)。価格差だけでなく、上表の反発特性差・重量差もあわせて、ご自身のプレースタイルに見合うかご検討ください。
※価格は変動する場合があります。最新価格は各商品詳細ページをご確認ください。
ビスカリアは、その名の通りティモ・ボル選手のために生まれたシグネチャーラケットです。
プロ選手が使用していることは、そのラケットがすべてのプレーヤーに適していることを意味しません。ご自身のプレースタイルやレベルに合わせて選ぶことをおすすめします。
なお、同じALC系ラケットとしてティモボルラケット特集・張本智和インナーフォース特集もあわせてご覧いただけます(詳細な比較は各特集ページをご確認ください)。
用具は選手のコンディションによって変更されることがあるため、あくまで参考情報としてご覧ください。
打球感やバランスを重視するなら「ビスカリア」、同じ打球感を保ちながらもう一段階威力が欲しいなら「ビスカリア SUPER ALC」がおすすめです。SUPER ALCは振動特性(手ごたえ)をほぼ変えずに反発特性(弾み)だけを高めているため、ビスカリアの延長線上として選びやすいのが特徴です。
使用すること自体は可能ですが、特殊素材ラケットは木材ラケットより反発が強いため、初心者の場合はコントロールしやすいラケットから始める選択肢もあります。技術や戦型によって適性は異なります。
口コミではテナジー05・05ハードなどとの相性の良さがよく挙げられています。近年は海外製のハイブリッド系ラバーとの組み合わせも人気があり、幅広いラバーで性能を引き出しやすいのがビスカリアの特徴です。
一般的には中級者以上が性能を活かしやすいラケットですが、初心者でも使用できます。重要なのは技術レベルだけでなく、スイングスピード、戦型、求める弾みです。
いずれもアリレート系カーボンを採用したALC系ラケットですが、開発の背景や打球感の細かな性格が異なります。詳しい比較は各特集ページ(ティモボルラケット特集・張本智和インナーフォース特集)をご覧ください。
平均重量はビスカリアが87g、SUPER ALCが89g前後で、特殊素材ラケットの中では標準的な重さです。ラバーを貼った完成時の総重量まで考えて選ぶことをおすすめします。
ビスカリアの打球感を維持しながら反発特性(弾み)を高められる点が最大のメリットです。同じ感覚のままもう一段階威力を上げたい方や、フォア・バックの強打の威力を伸ばしたい方に向いています。逆に、現在の打球感やコントロール性に満足している場合は、無理に買い替える必要はありません。
主な違いは反発特性です。ビスカリアが11.8、SUPER ALCが12.1と、SUPER ALCの方が高い弾みを持ちます(メーカー公表値)。振動特性(打球感)はほぼ同水準に保たれているため、「打球感はそのままに、もう少し威力が欲しい」という場合にSUPER ALCが選ばれています。
★★★★★ 4.8 (19件)
実際にビスカリアシリーズを購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。
すぐに送ってくれてありがとうございます。
早速先ほど使ってきました。 とにかく品格があるというか高性能がひしひしと伝わりました! みんなビスカリア!いいよ!変えるべき
2026年8月6日
商品詳細を見る一生モノのラケット
まずアウターカーボンなのに球持ちが良くて、ドライブがしっかり台に収まります。特に噂通りバックハンドがめちゃくちゃ振りやすい!グリップのくびれが手にフィットして、切り替えがスムーズになりました。少し高い…
2026年7月21日
商品詳細を見る性能面は文句なしのトップクラス
スピードも回転も高い次元で安定します。ただ、中国式ペンとしてはグリップがやや太めで角張っている印象を受けました。私は手が小さめなので、親指と人差し指の当たる部分をかなり削る必要がありました。握り心地は…
2026年7月21日
商品詳細を見るビスカリアよりも使いやすくなった?
少し硬くなった気もするけど、しっかりしたように感じる? 芯が大きくなったより芯がしっかりした印象。 ラバーもディグニクス05両面で重さも問題ない! ぜひいろんな方に使ってもらいたい! おすすめ…
2026年6月29日
商品詳細を見る粘着ラバー特有の回転のかけやすさはそのまま
フォア面に「ディグニクス09C(微粘着)」を貼って使用しています。弱点である「スピード不足」をラケットの圧倒的な反発力が完全に補ってくれます。ただし、軽く当てただけでもかなり弾むため、ツッツキやストッ…
2026年3月28日
商品詳細を見る性能は文句なし
地域の市民大会上位を目指して、木材合板から変更しました。強打した時のスピードと威力は素晴らしいの一言です。ただ、自分の技術不足のせいか、レシーブやブロックなどの細かい技術で球が飛びすぎてしまうことがあ…
2026年3月9日
商品詳細を見るその他の口コミは口コミ・レビューまとめページでもご覧いただけます。
気になるモデルが見つかったら、卓球99.comの通販ページからご注文いただけます。
ビスカリア一覧を見る