樊振東ラケット徹底比較|全5種の性能とスペックの違い

最終更新日: 2026年8月

「樊振東」シリーズは、世界ランキング1位・オリンピック金メダリストである樊振東選手のシグネチャーラケットです。名作『ビスカリア』と同じ合板構成をベースに、ALC・SUPER ALC・ZLC・SUPER ZLC・CNFという5種類の特殊素材違いのラインナップを展開しています。トップ選手が実際に使用する高性能ラケットを、どなたでも手に取ることができます。

結論:樊振東ラケットはどれを選ぶ?

樊振東シリーズは、同じシリーズでも特殊素材によって性能が大きく異なります。迷った場合は、扱いやすさとバランスならALC、ALCの打球感を維持しながら反発力を高めたいならSUPER ALC、安定感を重視するならZLC、最大級の攻撃力を求めるならSUPER ZLC、球持ちを重視するならCNFという考え方で選ぶと分かりやすいでしょう。

樊振東ラケット5種類の選び方

モデルこんな人におすすめ最大の特徴
樊振東 ALCバランス重視扱いやすさと威力
SUPER ALCALCより威力が欲しい高反発
ZLC安定感も欲しい威力+安定感
SUPER ZLCとにかく攻撃力重視シリーズ最高クラスの反発
CNF球持ち・コントロール重視低い振動特性

樊振東ラケット全5種 スペック比較表

商品名 反発特性 振動特性 ブレード厚 平均重量 価格(税込) 特徴
樊振東 ALC 11.8 10.3 5.8mm 87g 15,300円 ビスカリア仕様の合板構成、しなやかで扱いやすい 商品詳細
樊振東 SUPER ALC 12.1 10.1 5.7mm 89g 19,481円 ALCの打球感のまま、弾みだけを強化 商品詳細
樊振東 ZLC 11.7 10.8 5.5mm 86g 21,175円 安定感と威力ある打球を両立 商品詳細
樊振東 SUPER ZLC 12.3 11.1 5.6mm 90g 32,186円 シリーズ最高スペック、威力と安定感を高次元で両立 商品詳細
樊振東 CNF 11.7 9.5 5.7mm 89g 32,186円 高反発ながら球持ちの良さを実現 商品詳細

※反発特性・振動特性はバタフライ公式カタログのスペック値です。反発特性が高いほど弾みが強く、振動特性が高いほど打球時の手ごたえ(コントロール実感)が大きくなる傾向があります。これらはラケット単体のメーカー公表スペックであり、実際の打球感や飛距離を直接保証する数値ではありません。
※価格は2026年8月時点の当店掲載価格です。セール・販売状況等により変更される場合があります(下記の個別解説・価格差表もすべて同じ価格データを参照しています)。

数値で見る樊振東ラケット

5モデルの数値を見ると、反発特性・振動特性ともに最も高いのがSUPER ZLC。一方、CNFは振動特性が5モデル中最も低く、同じ樊振東シリーズでも方向性が大きく異なります。

  • 最も反発が高い:SUPER ZLC(12.3)
  • 最も振動特性が高い:SUPER ZLC(11.1)
  • 最も振動特性が低い:CNF(9.5)
  • 最軽量:ZLC(86g)

重量順

モデル平均重量
ZLC86g
ALC87g
SUPER ALC89g
CNF89g
SUPER ZLC90g

価格差(樊振東ALCを基準)

モデル価格ALCとの差額
樊振東 ALC15,300円―
SUPER ALC 19,481円 +4,181円
ZLC 21,175円 +5,875円
SUPER ZLC 32,186円 +16,886円
CNF 32,186円 +16,886円

価格差は購入判断に直結する情報のため掲載しています。価格は変動する場合があるため、最新価格は各商品詳細ページでご確認ください。

樊振東シリーズの特殊素材5種類の違い

「ZLCってALCより何が違うの?」という方向けに、素材と打球特性の対応関係をまとめました。

ALCしなやか
↓
扱いやすい
SUPER ALCALC系の感覚
↓
+高反発
ZLC反発
↓
と安定性
SUPER ZLC最大級の反発
↓
+高い安定性
CNF高反発
↓
+球持ち

タイプ別マップで違いを見る

横軸は反発特性(弾みの強さ)、縦軸は振動特性(打球時の手ごたえ)を表しています。

  • 右に行くほど反発特性が高く、上に行くほど振動特性が高くなります。
  • ※メーカー公表値による比較であり、実際の打球感や飛距離はラバー、スイング、打球位置などによっても変化します。

価格×反発特性マップ

「価格を上げると反発がどう変わるか」を視覚的に確認できます。

5モデル選択マップ

↑ 威力重視

SUPER ZLC SUPER ALC
ALC ZLC
CNF

↓ 球持ち重視

※ZLCやCNFの位置関係は、メーカー数値と編集部評価に基づく目安です。

プレースタイル別・レベル別おすすめ

場面別の相性(編集部評価)

モデル前陣中陣台上強打
ALC◎○◎○
SUPER ALC○◎○◎
ZLC◎◎○○
SUPER ZLC△◎○◎
CNF○○◎○

※編集部評価です。実際の相性はラバーやスイングによっても変わります。

プレースタイル別のおすすめ候補

プレースタイルおすすめ候補
前陣で安定した両ハンドALC / ZLC
前陣でスピード重視SUPER ALC
前中陣で攻撃SUPER ALC / ZLC
中陣から強打SUPER ZLC
球持ち重視CNF

レベル別のおすすめ候補

初心者はALCが第一候補になります(ただしラケット選びは技術やラバーとの組み合わせ次第です)。中級者はALC・SUPER ALC・ZLCが候補となり、上級者はSUPER ALC・ZLC・SUPER ZLC・CNFが候補となります。ただし「SUPER ZLC=上級者専用」と断定する必要はなく、扱いやすさに慣れてきた中級者にも選択肢の一つです。

樊振東ラケットの背景

樊振東シリーズは、名作『ビスカリア』仕様の合板構成をベースに開発されています。しなやかさと使いやすさ、そして弾みの良さゆえの攻守のバランスの高さは、世界で活躍する多くのトップ選手が愛用し、実績を出し続けていることで証明されています。

ラケット全体は「戦いに挑む競技者と電光石火の攻撃」をイメージしてデザインされ、グリップには直線的なラインが用いられています。これは「目標に向かって進み続ける」樊振東選手の姿勢を表現したものです。

特殊素材の違いにより、ALC(しなやかで扱いやすい)、SUPER ALC(ALCの打球感のまま弾みを強化)、ZLC(安定感と威力の両立)、SUPER ZLC(シリーズ中で反発特性が最も高いモデル)、CNF(高反発ながら球持ちの良さを実現)と、それぞれ異なる個性を持たせています。

樊振東ラケット全5種 個別解説

樊振東 ALC ― ビスカリア仕様のしなやかさ

バランス型 反発特性 11.8 振動特性 10.3 15,300円

アリレートカーボンを搭載した、シリーズの基準となるモデルです。しなやかさと使いやすさ、弾みの良さによる攻守のバランスに優れ、5種の中では最も価格が手頃なため、樊振東シリーズの入り口としてもおすすめです。

樊振東 SUPER ALC ― ALCの打球感のまま弾みを強化

パワー型 反発特性 12.1 振動特性 10.1 19,481円

「スーパー アリレート カーボン」を搭載し、樊振東ALCと振動特性(打球感)をほぼ変えずに反発特性(弾み)だけを高めたモデルです。ALCの扱いやすさはそのままに、もう一段階の威力を求めたい選手におすすめです。

樊振東 ZLC ― 安定感と威力ある打球を両立

安定型 反発特性 11.7 振動特性 10.8 21,175円

弾みの良さと柔軟性のバランスに優れる「ZLカーボン」を搭載したモデルです。高い攻撃力と、相手の打球に押し負けない安定感を兼ね備えています。5種の中で最も軽量(平均86g)なモデルでもあり、「軽量+安定」という他のモデルにはないポジションが特徴です。

樊振東 SUPER ZLC ― 反発特性がモデル中最高のモデル

高反発型 反発特性 12.3 振動特性 11.1 32,186円

カーボンとZLファイバーを高密度に編み込んだ「スーパーZLカーボン」を搭載したモデルです。反発特性・振動特性ともに5種の中で最高値であり、打球の威力を引き出す弾みの良さと、広い高反発エリアによる安定性を両立しています。価格は5種の中で最も高額です。

樊振東 CNF ― 高反発ながら球持ちの良さを実現

球持ち重視型 反発特性 11.7 振動特性 9.5 32,186円

ナノテクノロジー素材「セルロースナノファイバー(CNF)」を搭載したモデルです。高反発でありながら振動特性(打球感)を低く抑えることに成功しており、威力のある打球を可能にしながらも、ボールをつかむ感覚を持つのが特徴です。5種の中で振動特性が最も低く、球持ちの良さを重視する選手におすすめです。

樊振東ALCとビスカリアの違い

比較項目樊振東 ALCビスカリア
素材ALCALC
基本コンセプトビスカリア系ALCの代表モデル
打球感ALC系ALC系
デザイン樊振東モデルビスカリア
選択のポイント樊振東モデルが好みビスカリアが好み

基本となる合板構成は共通していますが、実際の打球感はブレード厚・ブレードサイズ・重量・重心・グリップ・個体差などによっても変わるため、「全く同じ打球感」とは言い切れません。どちらを選ぶか迷う場合は、スペックだけでなくグリップ形状・重量・価格・デザイン・実際の個体差も含めて判断するのがおすすめです。

同じALC系のシグネチャーラケットとして、ティモボルラケット特集・張本智和インナーフォース特集・インナーフォース特集もあわせてご覧いただけます。「樊振東ALC vs ティモボルALC」「樊振東ALC vs 張本智和ALC」の詳しい比較は各特集ページをご確認ください。

おすすめのラバー組み合わせ例

樊振東ラケットに合うラバーの組み合わせ例をご紹介します(以下は組み合わせ例であり、特定の組み合わせを断定的におすすめするものではありません)。

モデル組み合わせ例
ALCテナジー05 / ディグニクス05 / ロゼナ / グレイザー など
SUPER ALCディグニクス05 / テナジー05 / ディグニクス09C など
ZLCテナジー05 / ディグニクス05 など
SUPER ZLCディグニクス05 / テナジー05 / ディグニクス09C など
CNFテナジー05 / ディグニクス05 など

ラバーを硬さで分類

ラケット硬めラバー中間柔らかめ
ALCディグニクス05テナジー05ロゼナ
SUPER ALCディグニクス05テナジー05ロゼナ
SUPER ZLCディグニクス09Cディグニクス05ロゼナ

ラバーについてはテナジーシリーズ比較・ディグニクスシリーズ比較・ロゼナ特集・グレイザー特集も参考にしてください。

使用選手

その名の通り、樊振東選手のシグネチャーラケットとして開発されたシリーズです。

  • 樊振東選手(中国): 世界ランキング1位・オリンピック金メダリスト。同選手の名を冠したシグネチャーラケットとして開発された。

用具は選手のコンディションによって変更されることがあるため、あくまで参考情報としてご覧ください。

樊振東ラケット選び方ガイド Q&A

5種類、結局どれを選べばいいですか?

まず基準にしたいなら「ALC」。ALCの打球感のまま威力を高めたいなら「SUPER ALC」。安定感を重視するなら「ZLC」。予算に余裕があり最高スペックを求めるなら「SUPER ZLC」。球持ちの良さやコントロールを重視するなら「CNF」がおすすめです。

ビスカリアとは何が違いますか?

樊振東ALCとビスカリアは、同じ合板構成をベースにしています。基本となる合板構成は共通していますが、実際の打球感は個体差や重量、グリップなどによっても変わるため、性能面で全く同じというわけではありません。デザインやブランドイメージも選択のポイントになります。

初心者でも使えますか?

性能の高いラケットのため、特にSUPER ALCやSUPER ZLCなどは威力が出やすく、上級者向けと言えます。基礎打ちやラリーが安定してきた中級者以降での使用がおすすめです。まずはALCなど扱いやすいモデルから試すのも良いでしょう。

樊振東ALCとビスカリアはどっちがいいですか?

スペックはほぼ同等のため、どちらを選んでも性能面で大きな差はありません。樊振東選手のデザインが好みなら樊振東ALC、伝統的なデザインが好みならビスカリアがおすすめです。詳しい比較は「樊振東ALCとビスカリアの違い」もご覧ください。

樊振東ALCとSUPER ALCの違いは何ですか?

SUPER ALCはALCと打球感(振動特性)をほぼ変えずに、反発特性(弾み)だけを高めたモデルです。ALCの扱いやすさを維持しながら、もう一段階の威力を求める方に向いています。

樊振東ラケットで一番弾むのはどれですか?

反発特性が最も高いのはSUPER ZLC(12.3)です。メーカー公表のスペック値であり、実際の打球感はラバーやスイングによっても変わります。

樊振東ラケットで一番軽いのはどれですか?

平均重量が最も軽いのはZLC(86g)です。次いでALC(87g)、SUPER ALC・CNF(ともに89g)、SUPER ZLC(90g)の順です。

樊振東ラケットに合うラバーは?

ALCにはテナジー05・ディグニクス05・ロゼナ・グレイザーなど、SUPER ALC・SUPER ZLCにはディグニクス05・テナジー05・ディグニクス09Cなどが組み合わせ例として挙げられます。ラケットの弾みとラバーの硬度のバランスを見て選ぶことをおすすめします。

樊振東 SUPER ZLCはどんな人向けですか?

反発特性・振動特性ともにシリーズ最高値を誇るモデルです。とにかく攻撃力を重視する中~上級者向けで、威力のある打球を狙いたい選手におすすめです。

樊振東 CNFはどんな打球感ですか?

高反発でありながら振動特性(打球感)を低く抑えたモデルです。威力のある打球を可能にしながらも、ボールをつかむような球持ちの良さが特徴で、コントロールを重視する選手におすすめです。

樊振東ALCとティモボルALC・張本智和ALCはどう違いますか?

いずれもALC系の特殊素材を採用したシグネチャーラケットですが、選手ごとにデザインや細かな仕様が異なります。詳しい比較は各特集ページ(ティモボルラケット特集・張本智和インナーフォース特集)をご覧ください。

樊振東ラケットを使った方の口コミ

★★★★★ 4.8 (23件)

実際にご購入いただいたお客様からの口コミを一部ご紹介します。

※「樊振東 ALC - CS」はグリップ仕様が異なるバリエーションのため、上記5モデル比較とは別枠の商品として口コミを掲載しています。

樊振東 ZLC ★★★★★ 5.0

トップクラス

圧倒的なスピードと安定感は流石の一言です。前陣でのラリーは非常にやりやすいですが、思った以上に弾むので、しっかり擦る技術がないとオーバーミスが増えますね

2026年8月9日

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樊振東 ALC ★★★★★ 5.0

樊振東 ALCとビスカリアとティモボルALCの比較

樊振東 ALC、ビスカリア FL、ティモボル ALCの3本は、いずれもバタフライを代表するアウター仕様のアリレート カーボン(ALC)搭載ラケットであり、木材構成も「コト+ALC」でほぼ共通 ス…

2026年8月4日

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樊振東 CNF ★★★★★ 5.0

高い

趣味レベルだとコスパはやや微妙に感じました 打球の伸びや安定感はさすがです

2026年8月4日

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樊振東 ALC - CS ★★★★★ 5.0

威力と安定感

芯が詰まったような抜群の打球感で、ドライブの威力が格段に上がりました。前中陣での引き合いで絶対に負けたくない人、つかおう!

2026年8月1日

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樊振東 SUPER ZLC ★★★★★ 5.0

攻め続ける

50代の中級者ですが、ラバーをやや柔らかめにしたら扱いやすくなりました。振ればしっかり飛んでくれるので無理にフルスイングしなくても威力が出ます。台上処理も思ったより繊細にできて、まだ攻撃的に戦いたい世…

2026年7月18日

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樊振東 ALC ★★★★★ 5.0

探していました

どこにも売ってなくて、探して探してここで見つけました! 子供の誕生日プレゼントです。 一緒にラバーも買わせてもらってラバーも貼ってもらって助かりました! テナジー05とテナジー80は最高だと…

2026年6月26日

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その他の口コミは口コミ・レビューまとめページでもご覧いただけます。

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