グレイザー・シリーズ徹底比較|全2種のスペック・選び方ガイド

最終更新日: 2026年8月

2023年4月発売、バタフライのハイパフォーマンスラバー「グレイザー」シリーズ。 ディグニクスシリーズをベースに開発された「スプリング スポンジX」を、あえて2度柔らかく調整することで、 スイングスピードに自信がない選手でも扱いやすい設計になっているのが最大の特長です。 通常のハイテンション裏ラバーである「グレイザー」と、唯一の粘着性ラバーである「グレイザー09C」、 全2種類をスペックデータとグラフで徹底比較します。

グレイザーと09C、どっちを選ぶ?

こんな人おすすめ
スピード・弾き・ドライブを重視グレイザー
粘着系の回転・台上を重視グレイザー09C
初めて粘着系を使う09Cを検討
非粘着のハイテンションから移行グレイザー
ディグニクスより扱いやすいモデルが欲しいグレイザー / 09C

※卓球99.com編集部による目安です。さらに詳しい比較は「グレイザー vs 09C 徹底比較」をご覧ください。

グレイザー vs 09C 徹底比較

グレイザーと09Cは同じシリーズですが、シートの性質(非粘着/粘着性)が根本的に異なり、打球感も大きく変わります。ここがこのページで最も重要なテーマです。

項目グレイザーグレイザー09C
タイプハイテンション粘着性ハイテンション
スピード高めやや控えめ
スピン高いより回転重視
弧線高め非常に高い
硬度3842
シート非粘着粘着性
得意ドライブ・カウンター台上・回転系ドライブ
打球感軽快しっかり
向くプレーヤー非粘着派粘着系を試したい人

現在のスペック値では、グレイザーはスピード81・スピン73・弧線82・硬度38、09Cはスピード75・スピン87・弧線95・硬度42という違いがあります。この2枚の性質の違いが、このシリーズを選ぶうえで最も大事なポイントです。

グレイザー09Cは本当に粘着ラバーなのか?

「粘着ラバー」と聞くと、昔ながらの中国式粘着ラバーのような、独特のベタつく打球感を想像する方も多いかもしれません。まずはっきりさせておきたいのは、グレイザー09Cは「粘着性ハイテンション」ラバーだということです。

中国式粘着ラバーとの違い

グレイザー09Cは粘着性シートを採用していますが、一般的な中国式粘着ラバーと同じ性格ではありません。ハイテンション技術とスプリング スポンジXを組み合わせているため、粘着性による回転性能だけでなく、弾みや扱いやすさも重視した設計です。中国式粘着ラバーのような「重い・硬い・スイングスピードが必須」という特徴は抑えられており、粘着ラバーを初めて使う方でも比較的取り組みやすいバランスになっています。

グレイザー全2種 スペック比較表

商品名 スピード スピン 弧線 硬度 発売年 価格(税込) 特徴
グレイザー 81 73 82 38 2023 4,650円 威力と安定した弧線を両立 商品詳細
グレイザー09C 75 87 95 42 2023 4,650円 粘着力と弾みを両立 商品詳細

※価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。

レーダーチャートで比較する

比較したいグレイザーにチェックを入れてください。

※3つの性能指標で比較しています。スピード・スピン・弧線はバタフライ公式の性能指標(いずれも0~100の同一スケール)です。硬度は別スケールの物理的な指標のため、レーダーチャートには含めていません。硬度の比較は下の「硬度比較」をご覧ください。

項目別ランキング

※硬度グラフのみ、スピード・スピン・弧線とは異なる独自のスケール(バタフライ公式のスポンジ硬度指標)で表示しています。数値を横並びで比較しないようご注意ください。

硬度38と硬度42、何が違う?

スペック表には硬度の数値がありますが、「38と42って何が違うの?」という疑問にお答えします。

硬度グレイザー09C
数値3842
打球感比較的柔らかめよりしっかり
食い込み
強いインパクト
台上
回転をかける感覚

※硬度の数値だけで打球感のすべてが決まるわけではありません。シートの性質やラケットとの組み合わせによっても感触は変わります。本表は卓球99.com独自の目安です。

ポジショニングマップ:スピード×スピン

グレイザーと09C、それぞれの立ち位置を1枚のグラフで見てみましょう。

※09Cは回転寄り、グレイザーはスピード寄りの位置にあることが一目でわかります。

グレイザーが生まれた理由 ― 「使いやすいハイパフォーマンス」

ディグニクスシリーズは最高峰の性能を誇る一方、硬度40~44とスポンジが硬めで、性能を引き出すにはスイングスピードと技術力が求められるラバーでした。「もっと多くの選手にこの性能を届けたい」という発想から生まれたのが「グレイザー」シリーズです。

グレイザーシリーズが採用する「スプリング スポンジX」は、ディグニクスシリーズで採用したスポンジをベースに開発されたものです。「グレイザー」は硬度38、「グレイザー09C」は硬度42に設定されており、それぞれ「ディグニクス05」「ディグニクス09C」と比較していずれも2度柔らかく調整されています。

一般的にスポンジが硬めのラバーは、そのスピードやスピン性能を引き出すためにスイングの速さが求められますが、柔らかめのラバーは打球時にボールがラバーに食い込みやすく、打球が安定するという特徴があります。スイングスピードに自信がないプレーヤーでも扱いやすく、ラバーの性能を引き出しやすいのがグレイザーシリーズの大きな魅力です。

グレイザーはどんな選手に支持されている?

グレイザーはそもそも「トップ選手向けの性能を、より幅広いレベルの選手に届ける」ことをコンセプトに開発されたラバーです。そのため、テナジーやディグニクスのようなトップ選手の使用実績を前面に押し出すより、実際に購入・使用する層にフォーカスしてご紹介します。

主に支持されているのは、以下のような層です。

バタフライの公式サイトでも、現在ハイテンションラバーの「ロゼナ」などを使用していて、次のステップアップを考えている選手にちょうど良い選択肢として紹介されています。トップ選手のような高いスイングスピードがなくても、しっかりラバーの性能を引き出せるよう設計されているのがグレイザーの特徴です。

「ディグニクスに憧れるけれど、扱いこなせるか不安」「今使っているハイテンションラバーから、そろそろレベルアップしたい」という中級者以上の方に、特におすすめできるシリーズです。

ディグニクス・テナジーとの違い

グレイザーとディグニクス、どっちを選ぶ?

グレイザーディグニクス
コンセプト扱いやすいハイパフォーマンス高い性能を引き出す
スポンジ柔らかめ硬め
スイング要求比較的低い高い
球持ち
最大威力
扱いやすさ
中級者
上級者

グレイザーは「ディグニクスの下位モデル」ではなく、狙っているユーザーと打球感が異なるモデルです。ディグニクスが高いスイングスピードと技術力を前提に最大性能を引き出す設計であるのに対し、グレイザーはより幅広いレベルの選手が扱いやすいことを重視した、異なるコンセプトのラバーとして開発されています。

グレイザーとテナジー05はどっち?

グレイザーテナジー05
回転◎◎
スピード
弧線
扱いやすさ
打球感柔らかめしっかり
向く人中級者・幅広い層回転主体のドライブ型
価格比較的抑えやすい高め

※数値はバタフライ公式掲載値を使用しています。

ステップアップの流れ

ロゼナ
ハイテンション入門
グレイザー
扱いやすいハイパフォーマンス
テナジー / ディグニクス
最高峰の性能を追求

今使っているラバーからグレイザーを選ぶ

現在のラバー次の候補理由
ロゼナグレイザーステップアップ
テナジー05グレイザー少し扱いやすく
テナジー0509C粘着性を試したい
ディグニクス05グレイザー硬さを抑えたい
ディグニクス09Cグレイザー09C少し扱いやすく
中国式粘着09Cハイテンション粘着へ
一般的なテンショングレイザー回転・弧線を強化

※本表は卓球99.com独自の目安です。

用途別の選び方

フォア・バック別の相性

用途グレイザー09C
フォアドライブ
バックドライブ
チキータ
台上
カウンター
ブロック
サーブ

※これは公式性能値ではなく、卓球99.com編集部評価です。

ラケットとの組み合わせ

ラケットタイプグレイザー09C
5枚合板
7枚合板
インナーカーボン
アウターカーボン
硬いラケット
柔らかいラケット

例えば「柔らかいラケット+グレイザー」は扱いやすさを重視した組み合わせ、「硬いラケット+09C」は威力と回転を最大限に引き出したい方向けの組み合わせ、という考え方です。

※本表は卓球99.com独自の目安です。

グレイザー全2種 個別解説

グレイザー ― 威力と安定した弧線を両立

回転型 スピード 81 スピン 73 弧線 82 硬度 38

2023年4月発売。グレーの「スプリング スポンジX」を採用した、粘着性のない純粋なハイテンション裏ラバーです。球持ちがよく、表面の摩耗耐久性が高いシートと、硬度38に設計されたスポンジの組み合わせが、打球に回転による威力をもたらすとともに、安定した弧線を描く打球を可能にします。

回転を重視したパワフルな両ハンドドライブやカウンターが打てる喜びを、より幅広いレベルの選手に提供するのがコンセプトです。ロゼナやその他のハイテンションラバーを使用していて、次のステップを考えている選手にとって良い選択肢になります。

直線的なスピード感やフラットなミート打ちのやりやすさを求める選手にも適しています。

グレイザー09C ― 粘着力と弾みを両立

粘着型 スピード 75 スピン 87 弧線 95 硬度 42

2023年4月発売。グレーの「スプリング スポンジX」を採用した粘着性ハイテンション裏ラバーです。高いハイテンション効果を持つ粘着性シートと、硬度42に設計されたスポンジの組み合わせが、回転量の豊富な威力ある打球と台上技術のやりやすさを高いレベルで両立しつつ、安定した弧線を描いた打球を可能にします。

「ディグニクス09C」と比較すると硬度が2度柔らかく、回転量ではディグニクス09Cにやや譲るものの、その分安定感が増しており、特に2球目攻撃の安定性やブロックに優れているという評価があります。

粘着性ハイテンションラバー特有の回転重視のドライブや鋭い前陣カウンターが打てる喜びを、より幅広いレベルの選手に提供するモデルです。

グレイザーのお手入れ方法・長持ちさせる方法

グレイザーの性能をできるだけ長く保つために、以下のポイントを意識してみてください。

  1. 使用後のクリーニング: 専用クリーナーやスポンジで表面の汚れ・皮脂を軽く拭き取ります。
  2. 保護フィルム: 使用後は保護フィルムでシートを覆い、ホコリや酸化を防ぎます。
  3. 保管温度: 高温になる車内や直射日光の当たる場所を避けて保管します。
  4. 湿度: 高温多湿を避け、風通しの良い場所で保管するのが基本です。
  5. ラケットケース: 密閉性の高いケースに入れっぱなしにせず、時々陰干しするのもおすすめです。
  6. 交換時期: 「打球音が高く軽くなった」「ボールが飛びすぎるようになった」といったサインが出たら交換を検討しましょう。
  7. シートが白くなった場合: 経年劣化や乾燥が原因のことが多く、性能低下のサインです。無理に使い続けず、交換をおすすめします。

グレイザー選び方ガイド Q&A

よくある質問形式でお答えします。

グレイザーとディグニクス、どちらを選べばいいですか?

グレイザーはディグニクスをベースに、スポンジをそれぞれ2度柔らかく調整したモデルです。性能自体はディグニクスがやや上回りますが、扱いやすさではグレイザーに分があります。スイングスピードに自信がない方や、ハイテンションラバーからのステップアップを考えている方にはグレイザーがおすすめです。

グレイザーと09C、どちらを選べばいいですか?

グレイザー(通常)は粘着性のないハイテンションラバーで、直線的なスピード感が特徴です。グレイザー09Cは粘着性シートを採用しており、回転量や台上技術に優れています。フラットに弾く打ち方が中心ならグレイザー、擦って回転をかける台上技術を重視するなら09Cがおすすめです。

グレイザーは初心者でも使えますか?

ディグニクスシリーズよりは扱いやすく設計されていますが、それでもハイパフォーマンスラバーである点は変わりません。基礎打ちやラリーが安定してきた初中級者以降での使用がおすすめです。グレイザーは「初心者向けラバー」というより、「ハイテンション系の性能を試したい初中級者~中級者がステップアップしやすいラバー」と考えると分かりやすいでしょう。

グレイザーの交換時期はどのくらいですか?

使用頻度や練習量、保管状態によって交換時期は大きく異なります。1~2ヶ月という期間はあくまで一例であり、シートの状態や打球感の変化を確認して交換時期を判断してください。使用後は必ず保護フィルムでシートを覆い、乾燥・直射日光を避けた場所で保管することで、劣化を遅らせることができます。

グレイザーとテナジー05はどちらがおすすめですか?

回転性能を極限まで求めるならテナジー05、扱いやすさとのバランスを重視するならグレイザーがおすすめです。詳しくは「ディグニクス・テナジーとの違い」セクションもご覧ください。

グレイザーとロゼナの違いは何ですか?

ロゼナはハイテンションラバーの入門モデル、グレイザーはディグニクス由来の「スプリング スポンジX」を採用したハイパフォーマンスモデルです。ロゼナから性能面でステップアップしたい方に、グレイザーは良い選択肢になります。

グレイザー09Cは初心者でも使えますか?

粘着性ラバーの中では扱いやすい部類ですが、基礎打ちやラリーが安定してきた初中級者以降での使用をおすすめします。まったくの初心者の方は、まずグレイザー(通常)から試すのも一つの方法です。

グレイザー09Cは中国式粘着ラバーですか?

いいえ、グレイザー09Cは「粘着性ハイテンション」ラバーで、一般的な中国式粘着ラバーとは性格が異なります。詳しくは「グレイザー09Cは本当に粘着ラバーなのか?」セクションで解説しています。

グレイザーはフォアとバックのどちらに向いていますか?

グレイザーはカウンターやドライブを軸にしたフォア向き、09Cは台上やブロックを軸にしたバック向きの傾向があります。詳しくは「用途別の選び方」セクションのフォア・バック別表もご覧ください。

グレイザーのおすすめの厚さはありますか?

威力を重視するなら厚め、コントロールを重視するなら中程度の厚さが目安です。迷った場合は、多くの選手に選ばれている厚さから試すのがおすすめです。具体的な取り扱い厚さは商品詳細ページでご確認ください。

グレイザーとディグニクス05はどちらが硬いですか?

ディグニクス05の方が硬いです。硬度はグレイザーが38、ディグニクス05が40で、ディグニクス05の方が2度硬く設計されています。

グレイザー09Cとディグニクス09Cの違いは何ですか?

どちらも粘着性ハイテンションラバーですが、グレイザー09Cはディグニクス09Cよりスポンジ硬度が2度柔らかく(42対44)、扱いやすさを重視した設計です。回転量ではディグニクス09Cにやや譲るものの、安定感で優れているという評価があります。

グレイザーに合うラケットはありますか?

グレイザーは柔らかいラケットやインナー・アウターカーボン系との相性が良く、09Cは硬めのラケットや5枚・7枚合板との組み合わせで威力を引き出しやすい傾向があります。詳しくは「用途別の選び方」セクションもご覧ください。

グレイザーは中学生・高校生でも使えますか?

はい、扱いやすさを重視した設計のため、しっかりとした基礎打ちができる中学生・高校生であれば問題なく使用できます。ハイパフォーマンスラバーである点は変わらないため、初めての1枚というよりは、ある程度経験を積んだ段階でのステップアップにおすすめです。

グレイザーを使った方の口コミ

実際にグレイザー・シリーズを購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。

グレイザー09C ★★★★★☆☆

最高

ドライブはすごく回転がかかって相手がミスしてくれることが増えました

2026年5月27日

商品詳細を見る
グレイザー09C ★★★★★☆☆

初めての粘着

回転重視のラバーを使ってみたくてグレイザー09Cを選びました。最初は少し重く感じましたが、慣れるとドライブが台に収まりやすくて、強く振ってもオーバーが減りました。サーブの回転も分かりやすくかかるので、…

2026年4月30日

商品詳細を見る
グレイザー09C ★★★★★☆☆

回転

グレイザー09Cは粘着らしさと飛びのバランスが良く、こちらから仕掛ける展開でかなり頼りになります。特にチキータやループドライブで安全に回転量を上げられるのが気に入っています

2026年4月4日

商品詳細を見る
グレイザー ★★★★★☆☆

フォア グレイザー、バック ロゼナです。

息子が使っています。まだ卓球歴2年なのでよくわからないみたいだけど、気に入ってくれてるのでよかった。しっかり打てば非常に良い球が返せているそうです。メキメキ強くなってるので楽しみですね。

2023年11月14日

商品詳細を見る
グレイザー ★★★★☆

悪くなんだけどな~

高校総体ベスト32くらいです。 フォアにはどうかな?少し回転が物足りない。 バックには最強のコスパラバーだと思う。

2023年8月20日

商品詳細を見る
グレイザー ★★★★★☆☆

すごいです!

両面のグレイザー。最高です。部活全員グレイザーに帰るようです^^ 私のおかげです。バタフライさん!

2023年4月25日

商品詳細を見る

その他の口コミは口コミ・レビューまとめページでもご覧いただけます。

グレイザー・シリーズを購入する

気になるグレイザーが見つかったら、卓球99.comの通販ページからご注文いただけます。

グレイザー・シリーズ一覧を見る
ページトップへ