2025年10月発売。特許技術「リコシート」と極厚スポンジが生み出す、これまでにない回転性能。 テナジー・ディグニクスの歴代トップスピンモデルと比較しながら、ザイア03の実力に迫ります。
最終更新日: 2026年8月
「ザイア03(ZYRE-03)」は、2025年10月1日にバタフライから発売された最新フラッグシップラバーです。 テナジー・ディグニクスに続く「第四の革新」と位置づけられ、特許取得済みの新技術「リコシート」により、 バタフライの性能指標でスピン「100」という過去最高値を記録しました。価格は税込14,300円と、 ディグニクスシリーズと同等のハイエンド帯に位置づけられています。
品番06140。カラーはレッド・ブラックの2色展開、スポンジ厚は2.5mmと2.7mmの2種類です。 2.7mmはルール上限(ラバー全体で4.0mm)に迫る異例の厚さで、薄いシートと極厚スポンジの組み合わせにより高い反発力を確保しています。
「スピン100」について: この数値は実測の回転数(rpm)ではなく、バタフライ独自の基準で算出された相対的な性能指標です。数値が大きいほど回転性能が高いことを示しますが、「100=完璧」「100%の回転量」という意味ではありません。参考までに、ディグニクス09C・テナジー05ハードはいずれも「96」で、ザイア03との差は4ポイントです。この差が実戦でどこまで体感できるかは、プレーヤーのスイングスピードや技術レベルによって変わります。
ザイア03は極厚の2.7mmが注目されがちですが、標準的な2.5mmという選択肢もあります。なぜ極厚スポンジが採用されているのか、そして0.2mmの差が何を変えるのかを整理しました。
| 項目 | 2.5mm | 2.7mm |
|---|---|---|
| スポンジ厚 | 2.5mm | 2.7mm |
| 重量の目安 | 実測値を収集中(判明次第掲載) | 実測値を収集中(判明次第掲載) |
| 弾み | やや控えめ | より強い |
| コントロール性 | やや扱いやすい | 威力重視でやや難しい |
| 推奨層 | 中級者~上級者 | 上級者・パワー重視 |
0.2mm違うと何が変わる?
わずか0.2mmの差ですが、スポンジの反発量とラケット全体の重量バランスに影響します。2.7mmはより深くボールが沈み込み、強い回転と威力を生みやすい一方、スイングスピードが追いつかないとかえって扱いにくく感じることがあります。2.5mmはその中間的なバランスで、ザイア03の性能をやや扱いやすい形で体感したい方に向いています。
Q1. スイングは速いほうですか?
Q2. パワー重視ですか、それともコントロール重視ですか?
Q3. ザイア03を使うのは初めてですか?
テナジー・ディグニクスの中でも特にスピン性能に優れた3モデルと並べてみると、ザイア03の突き抜けた数値がよくわかります。
※表内のスピード・スピン・弧線・硬度の数値は、いずれも実測データではなく、バタフライ公式の性能指標です。すべて2026年8月時点の公式サイト掲載値で統一しています(改定前の旧スケールの数値と混同しないようご注意ください)。
| 商品名 | スピード | スピン | 弧線 | 硬度 | 発売年 | 価格(税込) | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ザイア03 ★ | 88 | 100 | 96 | 44 | 2025 | 11,000円 | バタフライ史上最高のスピン性能 | 商品詳細 |
| ディグニクス09C | 79 | 96 | 96 | 44 | 2020 | 7,900円 | 粘着性ラバーの最高峰 | 商品詳細 |
| ディグニクス05 | 86 | 85 | 88 | 40 | 2019 | 7,900円 | 回転による打球の威力 | 商品詳細 |
| テナジー05ハード | 82 | 96 | 92 | 43 | 2018 | 6,800円 | 最強スピン・上級者向け | 商品詳細 |
※価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。
リコシート(開発コードNo.303)は、シート表面のツブ構造そのものを見直した設計です。従来シートやディグニクス05のシートと比べると、以下のような違いがあります。
| 項目 | ザイア03(リコシート) | 従来シート(一般的な高性能シート) | ディグニクス05のシート |
|---|---|---|---|
| ツブの高さ | 従来よりかなり低い | 標準 | 標準~やや高め |
| ツブの密度 | 高密度に配置 | 標準密度 | 標準密度 |
| 衝撃を受けた時の挙動 | ツブが過度に変形しにくい | 強い衝撃でツブが倒れ込みやすい | 比較的安定 |
| エネルギー伝達 | スポンジへ効率よく伝達 | 一部ロスが生じやすい | 効率的 |
| 特許 | 特許第7428448号取得済み | - | - |
※ツブ径・ツブ高さの具体的な数値(mm単位)はバタフライから公式に公開されていないため、相対的な比較として掲載しています。
| 項目 | ザイア03 | D09C | D05 | T05H |
|---|---|---|---|---|
| スポンジ厚 | 2.5/2.7mm | 2.1mm | 1.9/2.1mm | 2.1mm |
| 粘着性 | なし(ハイテンション) | あり(粘着) | なし | なし |
| シート構造 | リコシート(新構造) | スプリングスポンジ+粘着シート | スプリングスポンジ | ハイテンションシート |
| ツブ構造 | 低め・高密度 | 標準(粘着向け) | 標準 | 標準 |
以下は、各ラバーの特性から卓球99.comが独自にまとめた技術別の相性目安です。バタフライの公式評価ではなく、あくまで参考情報としてご覧ください。
| 技術 | ザイア03 | D09C | D05 | T05H |
|---|---|---|---|---|
| 台上技術 | △ | ◎ | ○ | ○ |
| チキータ | ○ | ◎ | ○ | ○ |
| ループドライブ | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
| カウンター | ◎ | ○ | ○ | ○ |
テナジー05とディグニクス05の詳しい比較は「テナジー05 vs ディグニクス05」の特集ページでも解説しています。
スポンジ硬度
スピン指標
テナジー05ハードは長年「最強スピン」の代名詞として親しまれてきたモデルですが、ザイア03はスポンジ硬度をわずか1度上げ、スピン指標を4ポイント更新しました。硬度の差はわずかでも、リコシートという構造上の違いにより、体感できる差になっているという声が多く聞かれます。
ザイア03は組み合わせるラケットの素材によっても打球感が大きく変わります。カーボン系素材が入るほど弾みと威力が増す一方、コントロール性はやや失われる傾向があります。
| ラケット素材 | 弾み | 威力 | コントロール | 打球感の傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 5枚合板(木材) | △ | △ | ◎ | ボールを掴む感覚が強く、回転をかけやすい |
| インナーALC | ○ | ○ | ○ | 木材の感触を残しつつ弾みが向上 |
| アウターALC | ◎ | ◎ | △ | 弾みが強く、威力重視のプレーヤー向け |
| ZLC | ◎ | ◎ | △ | 最も弾みが強く、しなりを活かした強打向き |
※弾み・威力・コントロールの評価は卓球99.com独自の目安です。実際の打球感はスイングスピードやプレースタイルによって異なります。
卓球用具の歴史において、1997年のスピード増強接着剤全盛期に生まれた「ブライス」、その後のラバーを緊張状態にして弾みを高める「テンション系」技術、そしてテナジー・ディグニクスが採用した「スプリング スポンジ」に続く"第四の革新"として開発されたのが「ザイア03」です。
核心技術となる「リコシート(開発コードNo.303)」は、シート表面のツブを従来より低く、高密度に配置した独自構造です(特許第7428448号取得済み)。ボール衝突時にツブが過剰に変形しないため、衝撃をスポンジへ効率よく伝えることができ、エネルギーロスを抑えたパワフルな打球を可能にしています。
薄めのシートと、2.7mmという異例の厚さのスポンジを組み合わせることで反発力を確保しつつ、気泡構造のスポンジによって重量増を抑え、スイングスピードの低下を防ぐ設計になっています。また、ディグニクス05との比較でラバー表面の強度が約40%向上しているとされ、耐摩耗性もディグニクス05と同等レベルを維持しています。
この数値は、製造元のタマス社(バタフライ)が実施した独自のラバー強度試験に基づくものです。試験では、実際の打球では発生しないような極めて強い衝撃をラバー表面の同じ位置に繰り返し与え続け、表面(トップシート)が裂けて切れるまでの回数を計測します。ディグニクス05と比べてザイア03は切れるまでの回数が約40%多かったため、「表面強度が約40%向上」と結論づけられています。
この強度向上の仕組みは、リコシートのツブ構造そのものにあります。内側のツブを従来より低く、かつ高密度に配置することで、強い衝撃を受けた際にツブが過度に変形して倒れ込むのを防ぎ、根元からブチッと引き裂かれるような破損が起きにくくなっています(特許第7428448号)。
※注意点として、日常の打球によるシート表面の「摩耗」(ツルツルになる劣化)に対する強さは、ディグニクス05と同等レベルとされています。今回の強度向上は、日常使用による劣化対策というより、ラケットを台の角にぶつけてしまった際など、端からラバーが欠けたり裂けたりしにくくなる「衝撃への強さ」を指しています。
ザイア03の開発は、「テナジー」「ディグニクス」に続く第四の革新を模索するところから始まりました。開発チームは新しいシート構造の試作を重ね、契約選手による試打評価とフィードバックを繰り返しながら改良を進めていきます。その過程でスポンジ硬度は最終的に「44」に決定され、特にカウンタードライブ時にボールが台から落ちにくいことや、カウンター時のグリップ性能(ボールを掴む感覚)を重視した仕様が最終的に採用されました。公式のR&D(研究開発)ページでも、この一連の開発プロセスが選手へのヒアリングを踏まえたものであることが明かされています。
開発初期段階では、契約選手の間でも評価が分かれていたといいます。新しい打球感をすぐに高く評価した選手がいた一方で、これまでのラバーとは異なる感触に違和感を覚えた選手もいたそうです。そこから開発チームはスポンジ硬度やシート構造の調整を重ね、最終的に「44」という硬度に落ち着きました。ひとつの技術で全選手を満足させるのではなく、試打とフィードバックを重ねて仕様を練り上げていった過程は、ザイア03が単なるスペック上の数値以上に、実戦での使用感を重視して作られたラバーであることを物語っています。
一方で、ザイア03は「使う人を選ぶ」ラバーでもあります。うねるような軌道と強い回転量は、しっかりとしたスイングができる中上級者以上でその真価を発揮する設計です。実際の使用者からは「自分のスイングを抑えても威力が増す」という声がある一方、「暴れ馬」「扱いに数ヶ月かかる」という声も見られ、単純な上位互換というより"新しいタイプのラバー"として捉えるのが適切です。
ザイア03のスポンジ硬度「44」は、バタフライ独自の基準で計測された数値です。他メーカーが採用する「ESN硬度」などとは測定方法・基準そのものが異なるため、数値だけを単純に横並びで比較すると誤解を招くことがあります。「硬度44」というのはあくまでバタフライ製品ラインの中での相対的な位置づけとして捉えるのが適切です。
興味深いのは、同じ硬度44でもディグニクス09Cとザイア03では打球感が異なると言われている点です。ディグニクス09Cは粘着性シートによる「食い込み感」が強いのに対し、ザイア03は非粘着シートのため「弾き感」が強く出る傾向があります。ディグニクス05(硬度40)と比べると弾みの立ち上がりが明確に硬く、テナジー05ハード(硬度43)と比べても、わずか1ポイントの差以上に硬さを感じるという声があります。
ユーザーレビューの中には「44なのに柔らかく感じる」という意外な声も見られます。これは、極厚スポンジ(2.7mm)と組み合わさることで、スポンジ自体の反発が硬度の数値以上に体感を左右するためと考えられます。硬度の数値だけでなく、スポンジ厚との組み合わせで打球感が決まる、という点がザイア03を理解する上でのポイントです。
ザイア03は「硬い」+「スポンジが厚い」という、本来なら重くなりやすい条件が重なっています。それにもかかわらず、実際の重量は比較的抑えられているとされています。これは、スポンジ内部の気泡構造によって密度をコントロールし、厚み・硬度を確保しながらも軽量化を図る設計によるものです。薄いシートと厚いスポンジを組み合わせることで、反発力を確保しつつ全体の重量増を抑える、というザイア03の設計思想がここにも表れています。
※このレベル別評価は卓球99.com独自の目安です。
なぜ初心者には難しいのか?
ザイア03は硬度44の極厚スポンジと、粘着性のないハイテンションシートの組み合わせにより、しっかりとしたスイングでインパクトしないと本来の性能を引き出せません。スイングが小さい、力が伝わりにくい初心者の方だと、かえって球離れが悪く感じたり、扱いにくいと感じることがあります。ラリーが安定してくる中級者以上、特にしっかりとしたドライブが打てる上級者になるほど、ザイア03の回転性能・威力を活かしやすくなります。
断面構造で見比べると、シートのツブの高さ・密度、スポンジの厚みの違いが一目でわかります。
※図はツブ高さ・密度・スポンジ厚の相対的なイメージを表したもので、実際の縮尺とは異なります。
T05・T05H・D05・D09C・ザイア03を並べると、ザイア03がどの位置にあるのか一目でわかります。
「高いけど、本当に性能も高いのか?」を価格とスピン指標の関係で可視化しました。
※価格は調査時点(2026年8月)のta999.com販売価格です。販売店・時期によって変動します。
下回転・横下・横回転・ナックルサーブいずれも、スピン量の多さを活かして質の高い変化をつけやすいラバーです。特に下回転サーブは、通常より深い回転がかかりやすく、レシーブ側に判断させる時間を削れます。
ツッツキ・ストップは、シートの食い込みがやや弱い分、繊細なタッチには技術が必要です。フリックやチキータは弾みの良さを活かして威力を出しやすい一方、台上でのコントロールには慣れが求められます。
ループドライブ・スピードドライブ・カウンター・引き合いといった中~後陣でのドライブ戦術が、ザイア03の特性が最も活きる場面です。深く沈み込むような弧線と強い回転量で、相手コートで大きく変化するボールを打てます。
ブロック・カウンターブロック・ミートは、しっかりインパクトできれば威力のあるブロックになりますが、力を入れすぎるとオーバーミスにつながりやすいため、力加減の調整が必要です。
ザイア03の高いスピン性能を引き出すには、以下のポイントを意識してみてください。
ザイア03でチキータをする際は、シートの食い込みがやや弱い分、ラケットを振り出す前にしっかりと手首を巻き込んでおくことがポイントです。インパクトの瞬間に手首を戻す動きを加えることで、通常のチキータよりも強い回転をかけやすくなります。台上の短いボールでは、無理に強く振らず、コンパクトなスイングで的確に捉えることを優先しましょう。
ザイア03は開発段階からカウンター性能が重視されたラバーで、カウンタードライブ時にボールが台から落ちにくい設計や、カウンター時にボールをしっかり掴むグリップ性能を意識して作られています。カウンターを打つ際は、相手の打球のタイミングに合わせて早めにラケットを準備し、コンパクトなスイングで前方向へ押し出すように打つと、この性能を活かしやすくなります。強く振り切るというより、ミートの正確さを優先するイメージが効果的です。
発売から間もない中、すでに多くのトップ選手が実戦投入していると報じられています。個々の選手の使用状況は変更されることがあるため、断定的な表現は避け、確認できた範囲の情報を出典とあわせてご紹介します。
海外選手でも、ディグニクス09Cとザイア03を組み合わせて使用するトップ選手が増えていると言われています。用具は選手のコンディションや対戦相手によって変更されることがあるため、あくまで参考情報としてご覧ください。
特定の選手の使用状況を個別に断定するのではなく、バタフライ公式サイトに掲載されている契約選手一覧を基準に、確認できた用具情報を一覧化しています。未確認の項目は「確認中」としており、情報が判明次第更新します。
| 選手名 | フォア | バック | ラケット | 確認日 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| 張本智和選手 | ZYRE03 | ZYRE03 | 確認中 | 2026/08 | バタフライ公式 |
| 張本美和選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| 戸上隼輔選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| 林昀儒選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| 吉村真晴選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| フランチスカ選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| ジャア選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| A.ディアス選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| 舟山真弘選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
| グナナセカラン選手 | 確認中 | 確認中 | 確認中 | - | - |
※本表はバタフライ公式サイトの契約選手一覧を基準にしています。「確認中」の項目は、個別の使用ラバー情報が公式に確認でき次第、随時更新します。
ザイア03と組み合わせるラケットについて、卓球99.comが試打・レビュー情報をもとにまとめた相性の目安です。数値による実測ではなく、あくまで参考情報としてご覧ください。
| ラケット | 弾み | コントロール | 総合相性 |
|---|---|---|---|
| インナーフォースALC | ○ | ◎ | ◎ |
| インナーフォースレイヤーZLC | ◎ | ○ | ◎ |
| ビスカリア | ○ | ◎ | ○ |
| ティモボルALC | ○ | ◎ | ○ |
| 樊振東ALC | ◎ | ○ | ◎ |
| 樊振東 SUPER ZLC | ◎ | △ | ○ |
| 林高遠ALC | ○ | ◎ | ○ |
ザイア03がどんなプレースタイルに向いているかを、卓球99.com独自の視点でまとめました。メーカーの公式評価ではなく、あくまでサイト独自の評価としてご覧ください。
| プレースタイル | 適性 |
|---|---|
| 前陣速攻 | ★★★★☆ |
| 前陣ドライブ | ★★★★★ |
| ループドライブ | ★★★★★ |
| スピードドライブ | ★★★★★ |
| カウンター | ★★★★★ |
| チキータ | ★★★★☆ |
| 台上 | ★★★★☆ |
| ブロック | ★★★★☆ |
| 中陣 | ★★★★★ |
| カット | ★★☆☆☆ |
※プレースタイル別評価は卓球99.com独自の評価です。
検索でよく聞かれる「フォア向き?バック向き?」という疑問について、技術ごとの適性を整理しました。
| フォア向きの技術 | バック向きの技術 |
|---|---|
| ループドライブ | チキータ |
| スピードドライブ | ブロック |
| カウンター | バックドライブ |
| 引き合い | ミート |
| - | 台上 |
フォア向き?バック向き?
フォア: ★★★★★ / バック: ★★★★★(いずれも卓球99.com独自評価)
ザイア03はフォア・バックどちらに使っても高い性能を発揮しますが、これはバタフライの公式推奨ではなく、卓球99.comが試打・レビューをもとにまとめた独自評価です。メーカーの公式推奨とサイト独自評価は分けてご確認ください。
購入を後押しする内容だけでなく、あえて「向いていない人」も明確にすることが、誠実な情報提供につながると考えています。
おすすめしません。ザイア03は硬度44の極厚スポンジと特殊なシート構造により、しっかりしたスイングができないと性能を発揮できず、逆に扱いにくく感じることがあります。ラリーが安定した中上級者以上、できれば上級者向けのラバーです。
ディグニクス09Cは粘着性ラバーで、台上技術やレシーブの安定感に優れています。ザイア03は粘着性のないハイテンションラバーで、スピン値100という圧倒的な回転量とうねるような軌道が特徴です。台上技術を重視するなら09C、ドライブでの威力とスピン量を最優先するならザイア03、という選び方になります。
税込14,300円とディグニクスシリーズと同等の価格帯です。使いこなせる技術があれば「9割の力で1割増しの威力」を出せるという評価がある一方、扱いに慣れるまで数ヶ月を要するという声もあります。価格に見合うかどうかは、ご自身のスイングスピードと技術レベル次第と言えるでしょう。
性能差が大きいため、いきなりの変更はおすすめしません。まずはディグニクスシリーズなど硬度40前後のラバーを経由してから検討するか、ザイア03のスポンジ厚を薄め(2.5mm)から試すという選択肢もあります。
中級者でも、ラリーが安定してしっかりインパクトできる方であれば使いこなせる可能性があります。ただし、扱いに慣れるまで時間がかかる場合があるため、まずは2.5mmから試すのがおすすめです。
性能差が大きいため、段階を踏んだ移行がおすすめです。テナジー05→ディグニクス05→ザイア03、という順に硬度・スピン性能が上がっていくため、ディグニクス05を経由してから検討すると変化を実感しやすくなります。
テナジー19はスピードタイプのラバーのため、スピン重視のザイア03とは特性が大きく異なります。移行というより「別系統のラバーを試す」という感覚に近く、プレースタイルの見直しも合わせて検討することをおすすめします。
はい、開発段階からカウンター性能が重視されたラバーで、カウンタードライブ時にボールが落ちにくい設計が特徴です。詳しくは「ザイア03の使いこなし方」セクションもご覧ください。
シートの食い込みがやや弱いため、粘着ラバーほどの引っかかりはありませんが、手首をしっかり使うことで強い回転をかけることは可能です。台上の細かい技術にはやや慣れが必要です。
しっかりインパクトできれば威力のあるブロックになりますが、力を入れすぎるとオーバーミスにつながりやすいため、力加減の調整が必要です。
下回転・横下・横回転・ナックルサーブいずれも、スピン量の多さを活かして質の高い変化をつけやすいラバーです。
シートの食い込みがやや弱い分、繊細なタッチにはやや技術が必要です。粘着ラバーのような止まる感覚を求める方には不向きな場合があります。
弾みが良いため威力のあるスマッシュを打ちやすいラバーですが、力任せに振るとオーバーミスにつながりやすいため、ミートの正確さを意識するとよいでしょう。
反発力が高いため、コンパクトなスイングでも威力を出しやすいラバーです。力を入れすぎず、正確に捉えることを意識すると安定します。
中陣でのループドライブ・カウンターとの相性が特によく、前陣速攻でも一定の性能を発揮します。詳しくは「プレースタイル別評価」もご覧ください。
硬度44・極厚スポンジという条件がありながら、スポンジ内部の気泡構造によって重量増を抑える設計になっています。詳しくは「硬度44の本当の意味」セクションもご覧ください。
スポンジ硬度は44で、バタフライのラインナップの中では硬めの部類です。ただし、これはバタフライ独自の基準による数値で、他メーカーの硬度表記と単純比較できるものではありません。
必須ではありませんが、シートの劣化をゆるやかにしたい場合は保護フィルムの使用がおすすめです。特に自転車やバッグでの持ち運びが多い方は、シートの傷防止にも役立ちます。
公式には赤(レッド)・黒(ブラック)の性能差はないとされています。見た目の好みやルール(国際大会では両面異なる色にする必要があるため)に応じて選ぶ形で問題ありません。
リコシートの構造により、日常使用による劣化への強さはディグニクス05と同等レベルとされています。ただし、ラケットを台の角にぶつけるなどの強い衝撃には注意が必要です。詳しくは「開発秘話・リコシート技術」セクションもご覧ください。
基本的な貼り付け手順は他のラバーと同じです。極厚スポンジのため、接着剤を均一に塗布し、空気が入らないよう中心から外側に向けて貼り付けることを意識すると仕上がりがきれいになります。
税込14,300円です(バタフライ公式の希望小売価格)。ta999.comでの実際の販売価格は、ページ上部の比較表にてリアルタイムでご確認いただけます。
ラバーの寿命は使用頻度によって大きく変わるため、一律に「〇ヶ月」と断定することは避けたいポイントです。表面強度はディグニクス05比で約40%向上しているとされていますが、それでも経年劣化は避けられません。以下は使用頻度別のおおよその目安です(卓球99.comとしての独自の目安であり、確約するものではありません)。
| 使用頻度 | 性能ピークの目安 |
|---|---|
| 週1回程度 | 2~3ヶ月程度 |
| 週3回程度 | 1~2ヶ月程度 |
| ほぼ毎日 | 2~4週間程度 |
| 大会中心・高強度練習 | 2~3週間程度 |
※上記はあくまで目安です。使用後は保護フィルムでシートを覆い、乾燥・直射日光を避けた場所で保管することで、劣化をゆるやかにできます。
実際にザイア03を購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。
性能は高いが、好みが分かれるかもね
バックで使用。チキータやブロックの安定感は抜群です。 シートが硬めで球をしっかり掴めます。 ただ、インパクトが弱いと全然飛ばず、かなり自分の力で振る必要があります。 前評判ほどの自動…
2026年8月9日
商品詳細を見る感動
ペンです。フォアにザイア03を貼りました。少し厚いのにしっかり球をつかんでくれて、ドライブのループもスピードドライブも狙った所に飛びます。サーブも今までより回転がかかるので、相手のレシーブが浮きやすく…
2026年7月31日
商品詳細を見るむつかしいラバー
難しくないですか?今までで一番難しいし、テナジーとディグニクスとも違う。いろいろレビュー見てたらフォアよりもバック向きらしい。私はバック表なのでフォアで貼っるしかないじゃん。フォアで貼ってしまったよ!…
2026年7月17日
商品詳細を見るこれってバック専用ラバーじゃない?
バタフライ!バック専用って書くべきじゃない? フォアで貼って使ったらダメダメラバー 全部オーバーするし 高かったのに泣きそうになりました。 ただ、ザイア03を貼る前は私ファスタークG-1を両面…
2026年7月11日
商品詳細を見る打った時の威力は高い
スマッシュ気味に当てた時のスピード感は魅力でした。反面、細かい台上は少し気を使います。慣れれば強いけれど、最初は扱いにくさも感じました。
2026年6月23日
商品詳細を見る両面ザイア03 2.5
最近、部活の先輩が使ってて借りたら予想以上の好成績で自分のラケットにも使いました。 ドライブ最高 ブロック最高 ツッツキ最高 サーブ最高 特にラリー戦になったら相手を圧倒できます。 …
2026年6月8日
商品詳細を見るその他の口コミは口コミ・レビューまとめページでもご覧いただけます。
バタフライ史上最高のスピン性能を、ぜひ手に取って体感してください。
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