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テナジー64FX

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商品コード: 05920
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打球スピードと安定性の『テナジー』
テナジー シリーズの高性能をそのままに、さらなるコントロール性能と安定性を追求したのがテナジーFX シリーズです。“開発コードNo.64”のツブ形状のシートに、「スプリング スポンジ」を軟らかく軽量化して組み合わせた『テナジー64FX』は、『テナジー64』の打球の速さや放物線を描きやすいという特長を維持しながら、コントロール性能がアップしました。
商品名 テナジー64FX
価格 オープン価格
発売日 2011年11月21日
品番 05920
タイプ ハイテンション裏ラバー
テクノロジー ハイテンション、スプリング スポンジ
スピード 13.5
スピン 10.5
スポンジ硬度 32
シートカラー レッド(006)、ブラック(278)
スポンジ厚 トクアツ、アツ、中
原産国 日本

※本製品をラケットに貼る際は『フリー・チャック2』または『フリー・チャック2-L』と『クリップスポンジ』をご使用ください
※本製品は大変デリケートにできており、表面は大変傷つきやすくなっております。ラバーを保護するため、ご使用後は必ず保護用のフィルムで表面をガードしてください
※使用中に肌などに異常を感じた場合は、ただちに使用を中止してください
※製品を加工すると、性能や品質を損なう恐れがあります

テナジーが 世界のトップラバーたる3つの理由

スプリング スポンジ独特のつかむ感覚
「スプリング スポンジ」の最大の特徴は、これまでのラバーとは別次元のボールを“つかむ”感覚だ。大きな気泡を内包したスポンジが、バネ(スプリング)のように縮んでボールをはじき出す。回転やスピードを思うがままに支配し、コントロールする感覚を与えてくれる驚異のスポンジだ。

一線を画す「エネルギー内蔵技術」
バタフライ独自の製法でつくられるハイテンション ラバーは、ゴムの分子にテンションを与えることでエネルギーロスを抑え、スピード性能や回転性能、コントロール性能を大きく向上させ、世界のトップ選手が求める高性能を実現した。同時に品質にもこだわり抜いた、他と一線を画す「エネルギー内蔵技術」が人気の秘密だ。

選び抜かれた4つのツブ形状
『テナジー』を大きく特徴づけるテクノロジーの1つがツブ形状だ。技術の枠を集め、100種類以上に及ぶツブ形状の金型を作製し、膨大な時間を費やしてそれら1つひとつを評価した結果、テナジー シリーズは誕生した。突き詰められ、選び抜かれた本物の性能がそこにはある。

11年という年月をかけ開発された『テナジー』は、世界の卓球を変えるラバーとなった。

スピード性能が高いツブ形状
100種類以上あるツブ形状から選ばれた“開発コードNo.64”。多くの選手による試打と機械測定において「スピード性能が高い」と評価された。


男子のトップ選手は『テナジー』をすぐには使ってくれませんでした

「新しい用具を発売する時、『これはヒットするだろう』という確信を持ったことは一度もありません。むしろ不安の方が、ずっと大きいんです」。
92年から06年までバタフライの研究開発チームに在籍し、『テナジー』開発の礎を築いた山崎斉はそう語る。それは思いがけない告白である。
世界中の選手から圧倒的な支持を集め、日本市場ではオープン価格への移行で「テナジー・ショック」とも言うべき騒動を巻き起こしたモンスターラバー『テナジー』。しかし、08年4月21日に第一作の『テナジー05』がリリースされた時、マーケットの反応は鈍いものだった。多くのユーザーからは「硬い」「重い」という声が上がった。『テナジー』は、売れなかったのだ。「男子のトップ選手に『テナジー』の使用をアプローチしても、すぐには使ってくれませんでした。試打会でも男子選手からは『これでは飛ばない』という声が多かったです。当時、日本ではまだ補助剤(ブースター)が使えましたから、『ブライス』や『ブライス スピード』、『スレイバー』を使う選手の方が多かったですね」。山崎から『テナジー』の研究開発を引き継ぎ、研究開発チームのマネジャーとして『テナジー』を世に送り出した久保真道は語る。

長く研究開発チームに在籍し、現在は経営企画チームのリーダーである山崎(左写真)。トップ選手からの信頼も厚い久保(右写真)は、現在はマーケティングチームに在籍

用具の研究開発は長いレースだ。多くの課題を克服し、真新しいパッケージに包まれたラバーやラケットが店頭に並んでも、それはまだスタートラインに立ったに過ぎない。そこに安堵感はあっても、達成感はない。多くのユーザーの支持を集め、使用するトップ選手がビッグゲームのタイトルをつかんだ時、開発者たちの苦労はようやく報われるのだ。 用具の転換期を前に、多くの不安を抱えながら船出した『テナジー』。しかし、発売から間もない08年8月の埼玉インターハイで松平健太(青森山田高2年・当時)が『テナジー05』を使用して優勝し、大きなインパクトを残した。そして、08年9月1日からのスピードグルー・補助剤(ブースター)などによるラバーの「後加工禁止」を受け、新しいシーズンを迎えた欧州のトップ選手たちが次々に『テナジー』に変えていった。 その後に『テナジー25』(08年11月発売)と『テナジー64』(09年4月発売)が加わったテナジーシリーズは、発売からわずか1年後に開催された世界選手権横浜大会で使用率35%(バタフライによる出場選手のうち98%の使用用具調査)という驚異的な数字をたたき出す。それはバタフライにとっても想定外だった。トップ選手にいち早く広まったことが、草の根のユーザーにも強力なアピールポイントとなった。そして、世界中から注文が殺到して出荷数量を制限しなければならなくなり、世界の市場で『テナジー』の在庫切れが続いた。 売れないラバー『テナジー』はモンスターに化けた。ラバーの研究開発には5年、10年という長い歳月がかかる中、なぜ2008年というタイミングで発売され、ノングルーという時代の風をつかむことができたのか。『テナジー』、開発前夜。それは決して短くはない物語だ。


ハイテンションを研究していけば大きなアドバンテージになるという確信がありました

バタフライの裏ソフトの歴史を語る時、絶対に外せないラバーが3枚ある。1967年に発売され、高弾性の合成ゴムを世界で初めて使用した『スレイバー』。バタフライ独自の技術で、97年に世界初のハイテンション ラバーとして衝撃的なデビューを果たした『ブライス』。そして08年発売の『テナジー』だ。長年積み重ねてきた研究開発の最先端に、『テナジー』というラバーは存在する。


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この商品のレビュー ★★★★★ (1)

  • 2012/05/30 yuunet さん ★★★★★

    1

    スピードも出るしスピンもかけやすく性能上では問題ありません。

    ブロックもやりやすいです。

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