伊藤美誠カーボン vs Hina Hayata H2 徹底比較

最終更新日: 2026年8月

「伊藤美誠カーボン」と「Hina Hayata H2」は、ともに日本卓球界を代表する女子選手のシグネチャーラケットです。同じニッタク製ですが、開発コンセプトは対照的。伊藤美誠選手のラケットは実績あるベストセラーモデルをベースに、早田ひな選手のラケットは選手本人の強い要望から約2年かけてゼロから新規開発されました。このページでは、この2つの個性を比較します。

スペック比較表

商品名 使用選手 構造タイプ スピード区分 打球感 板厚 重量 価格(税込)
伊藤美誠カーボン 伊藤美誠選手(スターツ) アウタータイプ・FEカーボン ミッドファースト ハード 5.5mm 90±g 18,700円 商品詳細
Hina Hayata H2 早田ひな選手(日本生命) インナータイプ・PKC ミッドファースト ミドル 5.8mm 88±g 22,440円 商品詳細

※ニッタク公式発表のスペック値です。ニッタクのラケットはバタフライのような反発特性・振動特性の数値ではなく、「スピード区分(スロー~ファースト)」「打球感(ソフト~ハード)」という定性的な指標で表記されています。
※価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。

2人の選手、2つの個性

伊藤美誠カーボンは、伊藤選手が長年愛用してきたニッタクのベストセラー「アコースティックカーボン」をベースに、選手自身がこだわったグリップカラーやサインをあしらったモデルです。特殊素材(FEカーボン)を表面板に近い位置(アウタータイプ)に挟み込むことで、高いスピード性能を実現しています。

早田ひな選手のこだわりから生まれた新規開発モデル

一方、Hina Hayata H2は「自分の要望に沿ったラケットがほしい」という早田選手本人の強い希望から開発がスタートし、試行錯誤を重ねること約2年かけて完成した完全新規開発モデルです。既存のケブラー$00AEカーボンをさらにパワーアップさせた新素材「PKC」を、木材のより内側(インナータイプ)に搭載。フォア面に粘着ラバーを貼る早田選手のこだわりを汲み取り、しなやかで手ごたえを感じやすいソフトな打球感に仕上げられています。

2モデル 個別解説

伊藤美誠カーボン ― ベストセラーをベースにしたスピード型

アウタータイプ・FEカーボン 打球感 ハード 板厚 5.5mm

アコースティックにしなやかで安定感のあるFEカーボンを表面板に近い位置に挟み込み、より高いスピード性能を実現したモデルです。両ハンドの多彩な攻撃力を引き立てる、ハードな打球感が特徴です。伊藤選手20歳・ニッタク100周年を記念して発売されました。

Hina Hayata H2 ― 2年がかりで開発された繊細タッチ型

インナータイプ・PKC 打球感 ミドル 板厚 5.8mm

手ごたえを感じやすいソフトな打球感で、繊細なボールタッチが可能なブレードに、弾性率の高いケブラー$00AEとカーボンを組み合わせた新素材「PKC」をインナーに搭載しています。木材の良さを活かしながら爆発力を秘めたラケットで、大きめのブレード形状が回転と安定感を生み出すしなりを最大限に引き出します。2023年から2025年まで、3年連続で全日本選手権チャンピオンギアとしても使用されています。

選手コメント

  • 伊藤美誠選手: 「世界でNO.1、唯一無二の選手になりたい!私がプロデュースしたオリジナルのグリップカラーはonly oneです!!」
  • 早田ひな選手: 「本気で自信を持って戦えるラケットを!と、妥協することなく細部までこだわり、試行錯誤を繰り返して誕生しました。」

選び方ガイド Q&A

どちらを選べばいいですか?

スピード感のあるハードな打球感で攻撃力を重視するなら「伊藤美誠カーボン」。手ごたえを感じやすいソフトな打球感で、繊細なボールタッチや粘着ラバーとの相性を重視するなら「Hina Hayata H2」がおすすめです。

Hina Hayata H2に興味があるけど、もう少し安いモデルはありますか?

はい。2025年7月には、H2への「架け橋」として、中級者向けの「Hina Hayata E2」「Hina Hayata T2」が発売されています。ほどよい弾みに調整されており、上達に合わせてH2へステップアップする道筋が用意されています。

初心者でも使えますか?

どちらもトップ選手のプレースタイルに合わせて設計された攻撃用ラケットのため、基礎打ちやラリーが安定してきた中級者以降での使用がおすすめです。

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